メッシュ型を使ってカリカリした食感を楽しもう

      2017/12/19

メッシュパン題名

外側の部分が粒々とした凹凸が特徴のメッシュパンです。

メッシュパンの特徴は、カリカリとした食感が楽しめる
クラスト(外側の部分)です。

発酵の見極めが難しい部分もありますが、
キレイに焼けて、粒々がくっきりと出た時には、
テンションがめっちゃ上がりますよ。

メッシュパン1本

小さな穴がたくさんあるメッシュ型を使って焼くパンです。
外側の部分がカリカリとした食感が出来上がります。

メッシュパンの材料

最強強力粉         70グラム
(スーパーキングなど)
強力粉           200グラム
インスタントドライイースト 3.5グラム
塩             4.6グラム
砂糖            20グラム
バター           15グラム
水             200cc前後

最強強力粉だけだと、焼き始めたときに
ぐっと膨らんでしまって、型から外れなくなってしまう
おそれがあるので、粉の量を1割ほど減らしてみてください。

減らして、上手くカリカリの部分が出来なければ、
粉の量を増やすなど、調節してみてください。

生地の量が多くて、生地が型に張り付いてしまったら、
その生地を取るには、すっごく大変なので、気を付けてください。

最終の成型方法

この分量の生地を作り、
最終成形の時は、長方形に伸ばして
くるくると巻いていく方法で形を作り、型に入れます。

2本をツイストさせる方法もありますが、
発酵の見極めが難しくなりますので、
初めは、このくるくる巻く方法をお勧めします。

そして、この型で焼くことに慣れてきたら、
2本をねじる成形の方法を試してみるといいと思います。

発酵の見極め

このくるくると巻いて形を作るときには、
なるべく均等にまっすぐ巻いていくと発酵の見極めが
行いやすくなります。

形がいびつだと、カリカリした外側の部分が
均等に出なくなる時もありますので、
なるべく均等に巻いてみてください。

最終発酵の見極めは、
型の1センチ下くらいまで発酵してきたら、
オーブンの予熱を始めます。

発酵を出来てしまってから、予熱を始めると
過発酵になってしまうので、ちょっと早いかなぐらいで
予熱を始めるといいと思います。

特に夏場は、発酵の進みが早いので、
冬場より早めに予熱を始めることをお勧めします。

発酵を待つ事は出来ても、出来上がってしまった発酵を
元に戻すことは出来ませんから。

予熱が出来上がった時に生地が型のほぼいっぱいまで
上がってきていたら、オーブンに入れて焼きます。

190°で27分焼いています。
15分ほど焼いたら、オーブンの中で型の向きを変えます。
均等に焼けるようにするためです。

これで、メッシュパンの完成です。

まとめ

メッシュパンの気を付ける点は、
どのタイミングでオーブンに入れるかです。

発酵させすぎた状態、(きっちり型いっぱいまで発酵してる)で
焼き始めないでください。
焼きあがったら、生地が型にくっついてしまって
はがすのにとても苦労しますから。

このオーブンに入れるタイミングがつかめれば、
外側がカリカリしたメッツシュ食パンが焼けるようになります。

冷めてもトーストし直すと、再び外側がカリカリしてきますよ。
バターを塗るもよし、お気に入りのジャムもよし、
外側の食感を楽しんでみてください。

 - パンの作り方のコツ, パンレシピ