パンの2次発酵の目安

   

パンを成形させた後に行う発酵を
2次発酵と呼ぶよ。
2次発酵の出来上がりの目安だよ


パンを成形した後にも、どうして
発酵が必要なのでしょうか。

2次発酵は、どのような状態になればよいのでしょうか。

 

2次発酵の目的

 
パン生地を最終的な形に作ると生地の中にあった
炭酸ガスが抜けてしまいます。

その炭酸ガスが抜けてしまった状態でオーブンに入れても
ふっくらと焼きあがりません。

2次発酵をとることによって、再びふっくらとしたパン生地になり、
オーブンに入れた時に、膨らむのです。

2次発酵の方法

● 成形した生地を天板に並べる
● 40度くらいの暖かい場所におく
  オーブンの発酵機能を使うのもよし
● 40分~1時間ほどおく
  夏季は、発酵のスピードが速いので
  発酵させすぎないように40分くらいで1度確認する
 (発酵させる時間は、あくまでも目安です)

2次発酵の出来上がり

 
● 発酵前と比べて、一回りくらい大きくなっているか
● パンの端の方をやさしく押してみて
  弾力があり、戻ってくるような感触があれば出来上がりです。

 
パン生地の2次発酵の目的は、成形の時に抜けてしまったガスを
再び発生させて、オーブンに入れた時に
ふっくらと焼き上げるためです。

 - パンの作り方のコツ