オーブン用温度計で一度庫内の温度を確かめよう

      2017/02/14

タイトルと石窯の写真

家庭用の電気オーブンでパンを焼いている方が
多いと思いますが、
パンの色付きが悪いなとか、
予熱温度計が出来ているのと思う時は、
一度、オーブン用温度計で庫内の
温度を測ってみるのがいいですよ。

オーブン用温度計パッケージ

オーブン用温度計。

私が使っているのは、タニタの温度計です。
メモリが大きいので、外からでもよく見えます。

吊り下げるようにフックも付いていますが
置いて使っています。

オーブン用温度計本体

予熱の時の温度を測ってみます
実際にオーブンの予熱を設定して、
庫内の温度を測ってみると、
設定温度になったと知らせるブザーが鳴った時は、
確かに設定した温度になっているのですが、
扉を開けると、温度が下がり始めることがわかります。

それから、焼いている間にも少し設定している
温度よりも低くなっていることが分かります。

どれだけ下がるのかは、オーブンの機種によって
異なると思いますので、
自分の使っているオーブンがどれだけ
設定温度に近いのかを知るためにも
一度、庫内の温度を測ってみることをお勧めします。

庫内の温度を測ると。

庫内の温度を測ってみて、すぐに設定した温度よりも
下がってしまうようならば、設定した温度で
何分か空焼きをしてから、パンを入れて焼く。
とすれば、設定した温度を保てることになります。

少し温度が下がっても、焼けないとはならないですが、
クロワッサンなど、初めに高温で焼く時などは、
初めの温度が肝心になりますので、
ちゃんと高い温度に設定されてるのか
確認すると、キレイな焼き色のパンが出来上がります。

焼き色が薄い時も一度確かめてみるのもいいかもしれませんね。
低い温度で焼いていると、焼き色が薄くなることもありますので、
指示されている温度で焼いているけど、薄いな?と
思われるときには、温度も確認してみてください。

焼き色は、仕上げに卵をぬる、
生地の砂糖の分量も関係してくるので、
温度だけでは無いですが、それらも含めた上で
一度見直してみるのをおすすめします。

まとめ。

家庭用オーブンは、小さいですので
設定された温度に近いのか遠いのかを
確かめるためにも一度、オーブン用温度計を
使ってみるのをおすすめします。

実際に確かめてみて、設定した温度よりも
低ければ、高めに設定する。
あまり変わらなければ、今までと同じように焼く。
など、温度設定を決める基準が出来るようになりますよ。

 

 

 - パンの作り方のコツ