パンの美味しい食べ頃と保存の方法
家庭で焼いたパンは、いつ食べるのが美味しいのでしょうか。
オーブンから出したばかりが美味しいのでしょうか?
そして、そのパンはどのように保存するのが良いのでしょうか。
その二つについてみていきたいと思います。
パンは、いつ食べる??。
食パンのように大きく焼いたパンは、
オーブンから出して直ぐには、切るのも食べるのも
止めておく方がよいでしょう。
何故なら、オーブンから出したては、
まだ中に水分を含んでいる状態です。
なので、きちんと中まで火が通っていても、
中は、ふにゃふにゃとしていてやわらかい状態なのです。
こんな柔らかい状態でナイフを入れたとしても
きれいにスパッとは、切れないですよね。
ナイフにパン生地がくっついてしまい、
見た目もよくありません。
パンを冷ます時は。
オーブンから出した食パンのような大きく焼いたパンは、
ケーキクーラーにのせて、しっかりと冷ましましょう。
お皿は、下の部分にに水蒸気が付いて
湿ってきてしまいますので、
冷ます時はケーキクーラーを使って全体を冷ましましょう。
ケーキクーラーにのせれば、
下の部分にも、水蒸気がたまらずに冷ますことが出来ます。
オーブンから出して直ぐに食べた時は
焼きたてパンを食べたい時は
小さく焼いた菓子パンを作りましょう。
ナイフで切る必要が無いプチパンなどは、
手でちぎってそのまま食べること出来ますので、
焼きたてを食べる時には、おススメします。
でも、パンは焼きたて直ぐよりも
粗熱が取れた時が中からの水分が適度に抜けて、
全体的にふんわりとやわらかい食感に包まれて、
美味しく食べられます。
粗熱が取れたら。
荒熱が取れた食パンは
粗熱が取れた食パンをカットしても、
中からの水分が蒸発して、中身もしっとりと
落ち着いてきていますので、
ナイフを入れて切っても、
クラム(中身)がつぶれしまうことはありません。
決して、焼きたての食パンなどの大型のパンを
切り分けることは避けてください。
水分が出てしまうばかりでなく、
内側がねっとりしていますので、
とても切りにくいです。
せっかく、閉じ込めた水分が必要以上に飛んでしまいますから、
切る時は、必ず粗熱が取れてからにしましょう。
パンナイフを使って切り分けましょう。
切った後に気を付ける事。
冷めて切りやすくなった食パンをそのまま放置してしまうと、
切り口からどんどん水分が逃げていってしまいます。
粗熱を取る段階での水分の蒸発は良いですが、
冷めた後に水分が蒸発してしまうと、
パンがぱさぱさになってしまいます。
これがパンの老化(ろうか)です。
バターや卵などの副材料が入っていないパンほど
この水分蒸発(老化・ろうか)が早くなりますので、
リーンなパンを焼いたときは、気を付けてくださいね
ここでパンの保存方法です。。
切り分けた食パンは、一枚づつラップに包んで、
さらにジップ付きの袋に入れて、冷凍庫で保存しましょう。
冷蔵庫は、中が乾燥していますので、
水分が飛んでしまうので、保存場所には、適していません。
必ず、冷凍庫で保存してください。
保存期間は、2週間程度を目安にお願いします。
あまり長く冷凍庫で保存していると、
今度は、パンに冷凍庫のにおいがついてしまいますので、
冷凍庫だからと言って、長期保存は避けましょう。
パンの解凍方法。
冷凍した食パンは、凍ったままトースターで焼くと
さくふわの食感が戻りますよ。
それ以外のスライスしていないパンは、
自然解凍してから、トースターで温めて下さい。
あまり大きく切り分けてしまうと
真ん中が解凍出来きれない時もありますので、
気を付けましょう。
まとめ。
家庭で焼いたパンは、オーブンから出した直後よりも
荒熱をとった後の方が美味しく食べられる。
切る時は、必ず粗熱をとってから。
保存は、冷凍庫で
これで、自分で焼いたパンをいつでも
美味しく食べられますね。