オーブンレンジでパンを焼く時の庫内の温度

   

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多くの家庭では、オーブンレンジを使ってパンを焼いていると思います。

そのオーブンレンジを使ったパンを焼く時の注意点は、庫内の温度です

設定した予熱の温度に到達しても、
実際の庫内の温度は、設定した温度になっていない事があります。

オーブンの中に温度計を入れて測って焼き始める事をお勧めします。
何故、庫内の今度を測った方が良いのか見ていきたいと思います。

オーブンレンジとは。

家庭で使われているオーブンレンジは、
オーブンと電子レンジの機能を兼ね備えた調理器具です。
オーブン機能を使ってパンやお菓子を焼くことが出来るし、
電子レンジの機能を使ってご飯やおかずを温める事が出来ます。

最近の高機能のオーブンレンジでは、調理まで出来る機能が付いており、
1台あると、様々な料理が作れる重宝するオーブンです。

例えば、東芝のビストロは、予熱の時間が短く、
高温も設定出来るので、パンを焼く方に人気です。

ピザは、高温でさっと焼くと
生地がサクサク・チーズがとろーんでめっちゃ美味しそう出来上がります。

ピザナイフ

シャープのヘルシオは、
今は、パンを焼くことにレンジのおまかせで
料理が出来上がってしまう優れものです。

自分のパンを焼く頻度や料理に重点を置くのかによって、
オーブンレンジを選ばれるといいかと思います。

オーブン機能を使う時に庫内を温めるのですが、
ガスのような直火ではないので、火力が弱くなってしまします。
ですので、ガスのオーブンと比べると予熱に時間がかかってしまいます。

これも機種によりますが、予熱時間が短い機種もあります。

オーブンレンジの予熱完了直後の庫内の温度。

予熱機能を使うと
何分か後にピーピーと予熱完了のサインが出ますよね。

その時の温度は、きちんと設定した温度になっているのでしょうか。

きっと設定温度より低い事が多いと思います。
温度を確認するためには、庫内用の温度計が必要となりますが、
一つ準備してあると、いいですね。

はかり

設定している温度より低いと、
パンが焼き上がるまでに時間がかかってしまうので、
ふっくらとした焼き上がりになりません。

何故、ふっくらとならないのは、
火に当たっている時間が長くなるので、
クラスト(外側)が厚くなってしまいます。

オーブンレンジへパンを入れる時は、素早く。

庫内に温度計を置き、設定温度に達していたとしても、
パンを入れる時に、扉を長く開けたままにしておくと、
せっかく上がった温度があっという間に下がってしいまいます。

炭の炎

それに、火力が弱いですので、
扉を閉めてもすぐに温度が設定の温度に戻りません。

ですので、オーブンにパンを入れる時は、
天板をしっかりと手に持ち、
扉を開けると同時にパンを入れて、
静かに扉を閉める。

この流れの動作が必要になってきます。
下がる温度を最小にとどめる為です。

それでも20度くらいは、下がってしまいますので、
あらかじめ設定温度を高くしておくと、
扉を開けた時の温度の下がり方も低くて済みます。

まとめ。

オーブンレンジの庫内の温度を測ると、
設定温度になってないやん。ということあります。

おいしいパンに焼き上げるためには、庫内の温度設定が大切です。
なので、温度計で一度測ってみてください。

しっかりと予熱が出来ている状態で焼き始めれば、
美味しいパンが焼きがりますよ。

 - パンの作り方のコツ