パンに生クリームを入れると、ソフトな食感に焼きあがる
2019/04/04

パンを作る時に加える材料の一つに生クリームがあります。
この生クリームをパン生地にを加えるとどんな効果あり、
どのような焼き上がりになるのでしょうか。
生クリームの効果について考えていきたいと思います。
生クリームとは。
生乳・牛乳から乳脂肪を取り出して、
その乳脂肪分だけを原料にして作ったものを
「生クリーム」と呼んでいます。
「ホイップクリーム」と呼ばれるものは、
乳脂肪に植物性の油脂が加えられたもので、
生クリームでは、ありません。
生クリームとホイップクリームの異なる点
味
生クリームは、コクがあって、口どけが良い
ホイップクリームは、あっさりとしています。
価格
生クリームの方が高いです。
ホイップクリームは、安くて日持ちがします。
パン生地に加えると得られる効果。
● クラスト(パンの外側、みみの部分)が柔らかくなる。
● ソフトな食感に焼き上がる
これが大きな
生クリームを2点の効果です。
やわらかいソフトな食感を求めるなら、
パン生地に生クリームを入れて焼いてみて下さい。
パン生地に入れる量。
パン生地の30%くらいまで入れると、
高い効果を発揮してくれます。
しかし、もっと柔らかくしたいからと言って、
それ以上の量を入れてしまうと、
パン生地がねっとりとなってしまい、
食感が悪くなってしまいます。
ですので、生地の量に対して
30%以上入れるのは、おススメできません。
少なすぎても効果が出ませんので、
5%くらいは入れてみてください。
まとめ
パン生地に生クリームを入れると
クラスト(外側)がやわらかくなる。
ソフトな食感に焼き上がる。
しかし、入れすぎると生地がねっちょりしてしまいます。
生地の量に対して、30%とまでがおススメです。
やわらかいパンがお好みならば、
生クリームを入れてみましょう。