パンの表面がしわしわになってしまうのは
2024/11/27


パンが焼き上がって、時間が経つと
表面がしわしわになる事ありませんか?
それは、内部の水分が表面に移動してきて
いるからなんだよ
パンが焼き上がった直後は、表面には、しわも無くキレイなのに、
時間が経つとしわしわになってしまう事がありませんか。
さっきまであんなにキレイだったのに、何故でしょう。
それは、パン内部の水分が徐々に
表面に移動してきて、
外に逃げていっているからなんです
なので、焼き上がった直後にしわが無くても、
時間が経つと、しわしわになってきてしまうことがあります。
パンの表面にしわが出来る理由。
●2次発酵をさせ過ぎてしまっている。
2次発酵を取りすぎると、生地が柔らかくなりすぎて、
焼いて膨らんだ水分やガスを保持できなくて、
外へ逃げやすくなってしまうから、しわしわになりやすいです。
●焼きが足りない
焼きが不足していて、表面が固められていないと、
しわしわになりますくなります。
これらが原因でパンの焼き上がり後、内側の水分が外側に移動してきて
蒸発しようとパンの表面を湿らせてしまうからです。
パンの表面のしわを防ぐ方法
● パンの表面を厚く焼き上げる
● 最終発酵(2次発酵)をさせ過ぎない
● パンの表面に塗り卵をする
パンの表面を厚く焼き上げる
パンの表面が厚く「焼きあがっていると、内側から水分が移動してきても
厚い分しわしわになりにくくなります。
ですので、焼き時間を長くして表面を厚めに焼き上げれば
しわしわになりにくくなります。
2次発酵を見極める
2次発酵の見極めができると、
水分やガスを保てる生地になるので、
焼き上げた時に、水分が外に逃げるのを防ぐことができます。
まとめ
焼き上がったパンの表面に出来るしわは、
内側から水分が蒸発しようと、
外側に出てくることによって出来るものです。
外側が薄めに焼き上がっている、
ふんわりとした口当たりに出来上がっている証です。
家で食べるパンは、少しくらいのしわなら、
気にしなくても大丈夫かと思います。