パンを作る時の仕込み水の温度
2024/05/02
パンを作る時に加える水の温度は、
どれくらいの温度の水を使えばいいんだろうと
悩んだことありませんか
●適温は、何度にする
仕込み水の温度調整が必要な理由
仕込み水は、粉に加える水のことで、
量も大切ですが、温度も重要なんですよ。
どうして、温度調整が必要かですが、
パン生地の捏ね上がりの温度を左右してしまうからです。
パン生地の捏ね上がりの温度は、25°~28°が良いとされています。
何故、その温度かと言うと、
イーストの発酵がしやすくなる温度だからです。
なので、生地の捏ね上がりの温度を
その温度にする為に、仕込み水の調整が必要になるのです。
仕込み水の温度の調整
加える水が冷たければなかなか生地の温度は上がってきませんし、
反対に、熱すぎると生地の温度の上昇が早くなります。
寒い時期に作る時の仕込み水は
寒い時にパンを捏ねる時には仕込み水は、温かくします。
部屋の温度が15度前後の時は仕込み水の温度は40°です
40度以上のぬるま湯は、イーストが死んでしまい
発酵しなくなります。
なので40°以上は、使うのは、やめておきましょう。
暑い時期に作る時の仕込み水は
夏場で部屋の温度が25度以上ある時は、仕込み水の温度は、10°前後です
それでも、生地の捏ね上がりの温度が高くなってしまう時の対処方法
● 強力粉も冷蔵庫で冷やす
まとめ
捏ね上がりの生地の温度を一定にする為に
仕込み水の温度が必要になります。
捏ね上がりの生地の温度が一定だと、
その後の生地の一次発酵がスムーズに進みます。
パン生地を作る時の仕込み水の温度に気を付けて、
捏ね上がりのパン生地の温度を一定に出来ると、
パン生地の出来上がりが良くなります。
生地が上手く出来ると、焼き上げたパンも
美味しくなるので、仕込み水の温度を調整して、
おいしい生地作りをスタートさせましょう