パン生地が膨らまない時は、イーストが活動しているか確かめて

      2016/10/04

麦と空

パンの生地がこねあがりました、生地を発酵させてみるけど、
いくら待っても、膨らんでこない。これは失敗しちゃうのか?
となった時ありませんか。

何で発酵しないの??

水分量も気にしてるし、材料もきちんと量って入れている。
なのになんで発酵してくれないの?
もしかして、それはイーストそのものに問題があるのかも

家庭でパンを作る時によく使われているのは、
ドライイースト(予備発酵必要)
インスタントドライイースト(そのまま生地に混ぜて使える)です。
種類によってドライイースト(予備発酵不要)と書かれているものも
ありますので、パッケージをよく読んでみてくださいね。

どうして、パンはふくらむの

麦の穂の写真

そのイーストが活性(発酵して、炭酸ガスが出て、生地に
空気をふくませることが出来る)することによって、
ふっくらとした生地が出来上がります。

ですので、その元のイーストの働きが悪ければ
いつまでも時間をおいても、生地が発酵してこないのです。

買ってきて、封を開けたばかりのばかりのドライイーストでは、
問題ないですが、
一度封を開けてしまったドライイーストは、少しづつですが
働き始めてしまいますので、冷蔵庫に入れて保存をおすすめします。
冷凍庫でも保存できますよ。
常温での保存は、お勧めしません

ドライイーストが、働くか確認してみよう

麦のアップ

これ開けたけど大丈夫??って時は、
少しのイースト(小さじ1/4ほど)を容器に入れて
その2~3倍の量の水と少量の砂糖を入れて、しばらく待ちます。

ぶくぶくと泡立ってきたら、働きがあるというとこなので、
そのイーストは、使えます。
もしも、しばらく置いても何も変化の無い時は、
そのイーストは、もう働かなくなっているので使えませんので、
新しいものを用意してから、作るのをおすすめします。

まとめ

そんなに何回もパンを焼かないわ。と言われる方は
まず小袋の使い切りタイプを購入されて、
パン作りを試されるといいかも知れませんね。

一次発酵の時に、なんだかふくらみ悪いなと
思われた方は、次パン作りを始める前に
イーストが働くかどうか、試してから
パン作りのスタートをおすすめします。

 - パンの作り方のコツ